関節痛に効くコンドロイチン

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コンドロイチンは正確にはコンドロイチン硫酸と呼ばれます。

動植物性の食品に少量存在し、現在サプリメントや医薬品に配合されている多くはサメの軟骨を原材料としています。

最近、関節炎や老化防止に有効として脚光を浴びている成分です。

コンドロイチンは近年、開発されたように思われますが、１９３０年代に偏頭痛への効果が発表されて以来、世界各国の医療機関で内科や整形外科、皮膚科など、あらゆる方面の治療に使用されその高い効果が評価されています。

コンドロイチンは高い保水性を持つことから、近年は美容でも注目され化粧品成分としても使われるようになりました。

コンドロイチンは色々な効能があります。代表的な効能として

■■関節痛を和らげる■■
軟骨に水分と栄養を補給し丈夫にします。軟骨を生成するため、軟骨の維持、再生に重要です。

■■血管を若返らせます■■
血管壁にコレステロールが付着するのを予防し、コレステロールが血液中で増えるのを抑えることで、血液を若返らせます。

■■骨を丈夫にします。■■
コラーゲンにカルシウムが沈着する際に糊の役目をして丈夫な骨を作ります。

■■潤い肌を作ります。■■
強力な保水力があり、コラーゲンを正常に保つため、潤いがあり、弾力がある肌を作ります。

■■感染を防ぐ■■
細胞同士の結合が体内にコンドロイチンが豊富にある事で強くなり、ウイルスや細菌の感染から防ぎます。

■■目を健康にする■■
目の水晶体に働きかけ、老眼や飛蚊症を予防します。

■■ガンを予防します■■
新しく出来る血管を抑える効果があるので、がん予防、増殖、移転を阻止します。

コンドロイチンはグルコサミンとの同時摂取が効果的です。

コンドロイチンは軟骨を守る働きをし、グルコサミンは軟骨を作る働きをします。

その為２つを摂取することで相互的に効果が倍増します。

■■コンドロイチンの副作用■■

コンドロイチンは体内で合成される栄養素なので副作用も少なく安全性は高いです。

しかし、注意点としては、経口摂取すると人によりまれですが吐き気や腹痛を起こす事があります。

喘息疾患の方は、症状を悪化させることもありますので注意して下さい。

ワルファリンカリウムとの併用はワルファリンカリウムの作用を強くするので良くありません。
（ワルファリンカリウムの商品名をワーファリンといいます。）

■■コンドロイチンの摂取方法■■

コンドロイチンを多く含む食事には、オクラや納豆、またはフカヒレのようなねばねばした食品です。海藻などにもコンドロイチンはふくまれています。

医薬品だけでなく、直接患部に注射して量を増やす事ができます。

美容効果で皮膚に直接注射をする人もいます。

直接の注射でも副作用はないといわれていますが、１００％ではありません。

妊婦などは控えた方がいいでしょう。